軽量のLinuxディストリビューションは、いくつもあって迷うところであるが、 多くのドライバが用意されていそうなUbuntuで軽量のディストリビューションということで、 Lubuntuにした。最新は、20.04であったので、そちらのISOをダウンロードし、 Etcherという起動USBを作成するソフトウェアで、Lubuntuインストール用のUSBキーを作成した。 MacOSとのデュアルブートやrEFindについてなど、検索するといろいろでてくるが、とりあえずUSBキーで起動してみた。 もうMacOSを利用するつもりもないので、シングルブートでインストールしてみる。 USBキーで起動して、普通にインストールするだけである。 パーティションは、MacOSのパーティションを削除し、デフォルト設定でインストールした。 インストーラーはわかりやすいので、迷うところはない。
インストール直後は、wifiのドライバがインストールされていないが、 このMacBookはEtherポートがあり、それが利用できたため、ネットに接続できた。 そのあとで、lubuntuのメニューから(設定>Additional Drivers)を開くと、 ドライバが探されてwifiとnVidiaのドライバをインストールすることができた。
日本語の入力は、
sudo apt install fcitx-mozc
sudo apt install font-noto font-noto-cjk-extra font-noto-color-emoji
その後、(設定>入力メソッド)でfcitxを有効にした。
日本語を入力するときは、Ctrl+Spaceを押すとMozcに切り替わった。
タッチパッドのタップでクリックしたいので、
/etc/X11/xorg.conf.d/30-touchpad.conf
を以下の内容で作成した。
Section "InputClass" Identifier "touchpad" Driver "libinput" MatchIsTouchpad "on" Option "Tapping" "on" EndSection指一本タップで左クリック、 二本タップで右クリック、 二本指でスワイプするとスクロールするようになった。 スワイプでのスクロールの向きは、 (設定>LXQt settings>キーボードとマウス>Mouse and Touchpad) でNatural scrollingをトグルすると変更できた。
ウィンドウタイトルなどに使われる文字のフォントサイズは、 (設定>LXQt settings>Openbox設定マネージャー) で行った。 デスクトップアイコンのラベルの大きさは、 (設定>LXQt settings>デスクトップ) で、ラベルテキストのフォントサイズで設定した。
Lubuntu 20.04では、python3.8.2がインストールされていた。
pipやtkinterは、aptを用いてインストールした。
sudo apt install python3-pip
sudo apt install python3-tk
ついでに、pythonで起動するように.bashrcに、
alias python='python3'
alias pip='pip3'
を追記した。
OSもブラウザも最新のものが利用できるようになり、 速度的にも軽快に利用できている。 サスペンドおよびサスペンドからの復帰はできた。 しかし、ハイバネーションは機能していない。 古いPCは、軽量LinuxのLiveUSBで起動してみて、 使えそうならLinuxで利用するのもよさそうである。
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