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2013年8月3日土曜日

IDEOSにOCNのdLTE980のSIMを入れてみた

IDEOSには、b-mobileのU300のSIMを利用していたのですが、利用期間が過ぎたのでチャージせずに、OCNの980円定額SIMを使ってみました。APNに説明通りに3G端末用のAPNを設定をすると問題なく利用できました。
写真をメールで転送したり、ポメラのQRコードを読み取ってメール転送やDropboxを利用する程度ですから、1日30MBで通信速度が200kbpsに制限されても十分です。U300SIMを利用していたので、それに比べると非常に速くなったと感じます。NetWalkerのルータとしても利用してみましたが、とても快適になりました。

2013年7月19日金曜日

NetWalkerでgraffitiっぽいの

HandspringのVisorを使っていたときは、graffitiという手書き入力を利用していました。
NetWalkerでgraffitiっぽい手書き入力ってできるとよいなと思い、wxPythonでテストしてみた。
サクサクと認識してくれる。これでソフトウェアキーボードを作れたらよいのに。
Linux上のwxPythonで、ほかのアプリケーションへキー入力を送る方法が分からない。




2013年7月13日土曜日

イメージビューアImageViewerの修正

スクリプトを修正すると、新しいバグが生じたりしています。
ユーザーが自分自身なので、そのつど修正しながら楽しんでいます。
よけいな画面の再描画を減らすことで、画面のちらつきを減らしています。

また新しく、Python Imaging Library (PIL)を使ってみました。
こちらでアンチエイリアスをかけて画像を縮小したら綺麗になるかと思ったわけです。
NetWalker上でもimport Imageとしても問題なく、PILはすでに動くようでしたので、使ってみました。

Windows上では、 PIL 1.1.7をインストールしました。

あたらしく、設定ファイルにQualityのスイッチをつけました。0-5の数字を指定します。
0: wxPythonのScaleでwx.IMAGE_QUALITY_NORMALを指定しています。
1: PILのresizeで Image.NEARESTを指定しています。
2: PILのresizeで Image.BILINEARを指定しています。
3: PILのresizeで Image.BICUBICを指定しています。
4: PILのresizeで Image.ANTIALIASを指定しています。
5: wxPythonのScaleでwx.IMAGE_QUALITY_HIGHを指定しています。

効果を見るためにキーボードの0-5を押すことでスイッチできるようにしてみました。
しかし、NetWalkerで3以上を指定すると、処理が重過ぎるためかまともに動きません。
じっくりまって現れる画像は、たしかに綺麗になっているような気はしますが、
実用的な速度ではないですね。
結局、0番のサクサク感を選ぶのでした。

5番を選ぶと、だいぶ再描画処理に時間がかかるので注意です。


2013年7月3日水曜日

imageViewerを修正

imageViewerで画像を見ていると、画像切り替え時に白くフラッシュする感じだったので、それを抑えるように調整してみました。結局、MemoryDCに描画して、PaintDCに送っていたのだけど、ちょくせつPaintDCに描画することにしてみました。ついでに、画像の向きをスクリーンにあわせて自動回転するスイッチをAキーおよび、ストロークでトグルできるようにしました。ストロークは、1-0-3、または3-0-1。 NetWalker用、Windows用のどちらも修正しました。



2013年6月22日土曜日

イメージビューアのpythonスクリプト

NetWalkerで新しく書き直したImageViewerの動作を確認したので、
Windows用とあわせて、Pythonスクリプトをダウンロードできるようにしました。
スクリプト自体は同じものですが、
NetWalkerのものは、文字コードがUTF-8で改行LFで、
Windowsのものは、文字コードがSHIFT-JISで、改行CR+LF です。
また添付した初期設定ファイルが異なっています。
特に、DefaultScreenを指定するところ、NetWalkerのものは、
'/home/netwalker/imageViewer'というようにフルパスで記述しますので、
それぞれ環境に合わせて修正してください。

2013年6月21日金曜日

ImageViewerをNetWalkerで動かしてみた

先日書き直したImageViewerをNetWalkerで動かしてみた。
Pythonスクリプトの文字コードをUTF-8にして、改行コードをLFにしただけで、動作しました。
NetWalkerでは画面が小さいので、二ページ表示は活用できませんが、
先読みしているので、画像の切り替え速度は、前のJpegViewerより速くなった気がします。


2013年3月19日火曜日

IDEOSを使ってみて

モバイルデータ通信用に、以前はb-mobileのDoccicaを使っていましたが、昨年春くらいからIDEOSを使っています。Android 2.2.1とディスプレイを搭載した小型のWi-Fiルーターであり、SIMロックフリーのスマートフォンでもあります。処理速度や広い画面が要求されないようなAndroid 2.2に対応したアプリケーションを実行させることもできます。IDEOSをWiFiルータとして利用することで、NetWalkerのデータ通信ができます。

GPSもついていますので、外出先でGoogle Mapを利用するときもあります。個人的にIDEOSのなにがよいかというと、大容量バッテリーをつけてもそこそこ小型で、数日間充電なしでほっておけることです。必要なときにテザリングをONにしてルーターとして利用しています。アウトカメラもついており、ポメラDM100で作成したQRコードをスキャンさせてみましたが、ちゃんと読み込めました。また、IDEOSにインストールしたESファイルエクスプローラーを使って、Bluetooth経由でファイルのやりとりもできました。ESファイルエクスプローラーは、DroopBoxやSkyDriveともファイルのやりとりができますので、IDEOSをハブにしてパソコン等とデータの相互やりとりも可能です。

私がIDEOSでよく利用しているAndroidのアプリは、

Checklist シンプルなチェックリスト(簡易ToDo)
DroidWing epwing辞書の検索
Widgetsoid ホーム画面でテザリングのON/OFF
ESファイルエクスプローラー ファイル管理
QRコードスキャナー pomeraのQRコード読み込み
連続バーコードリーダー pomeraのQRコード読み込み

SIMロックフリーの小型のAndroid端末、IDEOSの後継機はなにかあるでしょうか。
小型ではないけど、SIMロックフリーらしいということで、近々日本でも発売が期待されるNexus4が気になっています。

2013年2月16日土曜日

ポメラdm100を使ってみた

いまさらながらポメラdm100を手に入れました。
dm20を使っていましたが、最近文章を書くことがあり、ポメラの良さを再認識。最新のポメラを使いたくなりました。dm100は、大きく、薄い。キー ボードを打つときの感じもdm20とは違いました。キーボードは、なでるように、平面に描かれたキーボードを打っているような感じです。dm20よりも、 ゆったりとしています。キー入力していると、しばしばカシャカシャと音がするのが気になります。

いろいろ機能が追加されていますが、個人的に、一番気になるのはQRコードがどれほど読みとりやすくなったかです。dm100はバックライトがつ き、画面サイズもちょっと大きくなっています。dm20でも携帯電話(815SH)のQRコードリーダーでは簡単に読めるのですが、データ通信専用に使っ ているb-mobileのU300SIMを挿したideosで読みとりたいのです。

dm20では、連結QRコードが生成されるほどの文字数になると、生成されたQRコードが細かすぎるのと影の関係で読みとれませんでした。dm100で試したところ、連結QRコードも読みとることができました。液晶 の前にideosをかざしてもバックライトのおかげで、陰にならないことがよいのかと思います。読みとりには「QRコードスキャナー」と「連続バーコード リーダー」を使いました。

Evernoteへの投稿も試してみました。ideosをwi-fiルーターにして、TOSHIBAのFlashAir(8GB)を使いました。とくに問題なく投稿できましたが、途中経過が表示されないため終了時間が予測できないところが難点でしょうか。

Bluetoothでのファイルの転送は、Let's note CF-SX2(Windows 7)で試したところ、うまくいきませんでした。接続先がみつからないようです。NetWalker PC-T1で試してみたところ、あっさりつながり、本体とSDカードの中のファイルをブラウズできました。dynabook SS RX1(Windows Vista)でもBluetooth接続を試してみると、うまくいきました。Let's noteでもやりかたしだいでできるのでしょうか。また試したいと思います。いずれにせよ、ファイルをやりとりする方法が増えたので、いちいちUSBケーブルを接続しなくてもよさそうです。

全体的にdm20より操作が軽快になっている感じがします。ファイルの保存も速くなって快適です。私のdm20は、ファームウェアのバージョンアップをしてからファイルの保存が遅くなりました。

dm100用の純正ケースも一緒に手に入れ使っています。サイズがぴったりで出し入れしにくいとの評価も聞いており、伸びてなじむ時間が必要かと思っていましたが、使いはじめからス ルッと入るちょうどよいサイズでした。ケースの個体差があるのでしょうか。あと、筐体のゆがみなどによるガタもありませんでした。画面を開いて倒れてしま うというようなこともありません。ディスプレイが変更されているため画面の見やすさも心配しましたが、よく見えます。左右の目で見え方が違うというレビューも見かけましたが、それほど私の目は敏感ではありませんでした。

この文章もdm100で入力してQRコードに変換後、ideosで読み取って転送しました。これからはideosのカメラが有効活用できそうです。

2013/10/19追記
ちなみにBluetooth接続に成功したdynabookは、dynabook SS RX1/W7E Web直販モデルです。これは、Bluetooth Ver2.0+EDRを搭載しています。



2012年3月24日土曜日

NetWalkerでアドレス帳

アドレス帳のスクリプトをNetWalkerでも動かしてみました。
しかし、リストコントロール(wx.ListCtrl)の動作がWindowsとちょっと違うようです。
Windowsでは単純にフレームにListCtrlを配置して、Sizerまかせにすればちゃんとフレームサイズに合わせてリサイズしたけれど、NetWalker上ではうまくいきません。リサイズしないうえに、配置したボタンがリストコントロールの下にもぐってしまいます。いろいろ試すと、ListCtrlのクリエイターにsizeを渡さずに、SetMinSizeで指定すると、ボタンが下にもぐってしまう現象を回避できるようです。しかし、SetSizeを同時に行ってしまうとうまく回避できません。この方法では、Windowsでうまく配置できませんでした。そのようなわけで、WindowsでもNetWalkerでも同じソースで動かしたいので、困りました。
結局、Panelを作ってその中にListCtrlを配置することで、NetWalkerでボタンが下にもぐって見えなくなってしまう問題を回避しつつ、Windowsでもちゃんと表示されるようにしました。EVT_SIZEイベントも使って、無理やりな感じです。本当はSizerまかせにしたかったです。

NetWalkerの環境で、リストコントロールのサイズが動的に変化しないのは仕様なのでしょうか。同じwxPython2.8でも細かいバージョンの違いなのか、わからないままです。とりあえず、画面上小さすぎず、大きすぎずの大きさのリストを初期に作成することで妥協しました。

スクリプトの中には、テストコードが入ったままで、汚いですが、自分用のメモとして残してあります。

トライアンドエラーで妥協点をさぐったので、NetWalker上でスクリプトの編集をけっこうやりました。そこで、Bluetoothキーボード CPKB/BT(IO-DATA)を利用しました。このキーボードには、TABキーは刻印されていませんが、TABキーは、Fnキー+[?/]キーで入力できます。|(縦棒)記号も刻印がないのですが、こちらは、Fnキー+SHIFTキー+[=-]キーで入力できました。

2011年12月22日木曜日

NetWalkerのJpegViewerを更新

NetWalkerのUpdateもあったので、このブログもひさしぶりに更新。

JpegViewerは安定して使えていたけど、以前から欲しかった削除機能も追加してみた。
削除機能は、大事なファイルを間違って消してしまうと問題なので、ためらっていましたが、
画像を整理するときにあると便利なので追加しました。
ただ、設定ファイルにRemove=Enableを追加しないと機能は動作しないようにしました。
削除前にダイアログも出すようにしたので、間違えて消してしまうことはなかなかないと思います。
でも使うときは注意が必要ですね。

最近、タブレット型のWindowsPCも人気なようですが、Windowsタブレットなら、pythonもwxPythonも普通に動くでしょうから、このJpegViewerは使えるのではないかな。ちょっと試してみたいこのごろです。

2011年5月31日火曜日

NetWalkerと携帯電話でファイルをやりとり

携帯電話815SHにmicroSDカードをいれて、カードリーダーモードにすると、USB経由でファイルをやりとりできますね。WindowsのPCではあたりまえに使っている機能でしたが、ふとNetWalkerでも携帯電話とデータをやりとりできるのだろうかと思い、USB端子につなげてみました。あっさりと認識して、マウントされたようです。これで携帯電話で撮った写真をNetWalkerに送ることもできそうです。


5月も終わりに近づき、NetWalker PC-T1にもアップデートがありました。ちゃんとかどうかわかりませんが、サポートされているようで安心です。次の機種が出ないかとちょっと期待します。

JpegViewerは、ちょこちょこ不具合を修正しています。PC-T1にはキーボードがないので、キーボードまわりの不具合は見つけにくいですね。

2011年5月24日火曜日

NetWalkerで電子書籍、ついでにJpegViewer

NetWalker PC-T1には電子書籍ビューアが付属していますが、付属の書籍とテキストファイルを読む程度にしか利用していませんでした。NetWalkerライブラリーで電子書籍が購入できるようですが、端末に紐付いていると思うとなかなか購入する気分になりません。端末が壊れたらどうなるのでしょうね。一方、電子書籍を販売しているところはいくつかあるようで、パピレスというサイトで購入してみました。xmdf形式の書籍を選んで購入し、NetWalkerにUSBメモリで送りました。電子書籍ビューアでそのファイルを開くと、普通に読むことができました。このようなところに読みたい電子書籍があれば購入してみようかなという気分になりますね。

話は変わって、JpegViewerに周辺部をちょっと削る機能をつけてみました。スキャン画像に余白があるときに、狭い画面を有効活用するために、その部分を無視して表示するためのものです。デフォルトのコマンドストロークが長いのでちょっと使いにくいかも。よいストロークが思いついたら、変更しようと思います。キーボードがあれば、+/-キーで余白分を増減できるようにしてあります。

2011年4月26日火曜日

NetWalker PC-T1 外出先でのスクリプト修正

ゴールデンウィークが近づいて、カレンダーメモの休日ファイルが読み込めていないことに気がつきました。カレントディレクトリから読み込んでいたので、メニューに登録して使おうとすると読み込めていないようです。外出先だったので、DOMDOMでコーヒーを飲みながら、pythonスクリプトの修正をしてみました。自分で書いたものなので、すぐに修正できます。キーボードのないPC-T1なのでSoftStylusを使って編集してみました。vimエディタでスクリプトを開いて、入力していきます。修正は数分で完了しました。数行の修正なので、この程度なら十分できるようです。

初期の頃は、このくらい操作するとXウィンドウが落ちて、ログインの画面に戻ってしまっていましたが、最近は安定しているみたいです。数回のアップデートを経験して改善されたのか、それともevtouchを入れ替えたのがよかったのか分からないのですが、安心して使えるようになった気がします。気のせいでないとよいのですが。

2011年4月14日木曜日

NetWalker PC-T1の使用感

シャープから発売されているNetWalker PC-T1を入手して利用しています。これは2010年5月に発売されましたが、そろそろ1年ほどになるので使用感などを書いておこうと思います。キーボード付きのPC-Z1は、2009年9月に発売されています。

操作について
PC-T1は、キーボードがなくなったため、タッチパネルでの操作が主となるでしょう。BluetoothやUSBで外付けのキーボードが使えますが、そのような環境ではノートパソコンやデスクトップパソコンが使えるのではないでしょうか。個人的にはPC-T1単体で利用できる用途に用いるのがストレスなく使えるのではないかと考えています。PC-Z1同様にオプティカルポインタがついていますが、こちらはカーソルだけを移動したいときに利用しています。
ソフトウェアが、Ubuntuのものなので、物理的なキーがほしい場合があり、そのようなときの操作にはひと手間かかります。たとえば、ウィンドウが画面からはみ出してしまい場所をずらしたいときに、Altキーを押しながら操作するのですが、Altキーを押した状態にするには、クリックボタンの設定を変更しておく必要があります。Ctrlキーを押した状態にするのも同様です。
キー入力は、SoftStylusというソフトウェアキーボードで行います。フルキーボードを親指で入力できるような大きさで使うと、画面のけっこうな領域を塞いでしまうことになります。小さめに表示して、スタイラスでつつくとよいようです。
ただ、端末からコマンドを入力したりしたいときに、スタイラスでつつくより両親指で入力したくなります。PC-T1には、matchbox-keyboardがインストールされています。これはレイアウトが変更できますので、親指入力できるサイズにしても画面の3/5くらいは隠れないで表示できます。エディタとしてgvimを利用すると、カーソルキーがすべて表示されていなくてもhjklキーでカーソル移動ができますので、プログラムのちょっとした修正ならできました。
とはいってもソフトウェアキーボードでの入力は(SoftStylus,MatchboxKeyboardのどちらでも)、ときどきXウィンドウを落としてしまうようで、入力したものがなくなってしまうことがありました。ほかの方のブログをみると、niceの設定で安定するという話もありますが、試していません。このようなわけで、長い文章を書いたり、プログラムを作ったりといったことはPC-T1単体では厳しいのではないかと思います。
外付けキーボードとしては、IO-DATAのCPKB/BTを用意しました。TABやALTも、キーに刻印はされていませんでしたがFNキーとのコンビネーションで入力することができています。SoftBank SELECTIONのSB-KB02-CPKB/BTにはちゃんと刻印がなされているようです。

バッテリーについて
PC-T1は、バッテリーが交換できるようになっています。型番はEA-BL14というものらしいです。空っぽになるまでどのくらい使えるかなどは、使い方によるのでしょうね。私は、最後まで試したことがありません。長距離バスの中で、DVDの映画を一本観ることは十分できました。アダプターに接続されていないと、ソフトウェアアップデートができません。アップデート中に電力不足になると困るので、このときは、付属のACアダプターを利用しています。それ以外では、Logitecのハードディスク・リーダ・ライタLHR-DS01U2に付属のUSBハブを通して充電しています。
携帯用の0.5AのUSB充電器ではだめでした。ただ、このUSBハブでも電流容量がぎりぎりなのか、充電しながらNetWalkerを使おうとするとバッテリーモード、ACモードに不安定に切り替わります。そのため、操作するときは、このUSBハブからの充電は行わないようにしています。

重さやサイズについて
重量は、300gを切るほどで重くはないです。片手で持っていても疲れるほどでもないでしょう。大きさも5インチの液晶にみあうサイズですが、厚さは近頃のスマートフォンなどと比べてしまうととても厚い印象です。ただ、実際に使用しているときは気になりません。携帯するときには、付属のケースに納めて、ディバッグのポケットに入れています。ポケットに入れて運ぶほど小型ではありませんね。ウェストポーチなら入れて運べそうです。

液晶表示について
くっきり綺麗ですが、タッチパネルを利用するので保護シートを貼ってべたべたさわりますので汚くなります。輝度は下げて利用しています。電源管理の設定で、画面の明るさを22%にしています。解像度は1024x600です。押すべきボタンが画面の外にでてしまうことがあっても「Altキーを押しながらのウィンドウ移動」で解決できますので大丈夫です。電子書籍ビューアの文字も綺麗ですし、ウィンドウをいくつも並べるような使い方はしないので、十分な解像度だと思います。


動作速度について
スタンバイからはすばやく起動しますので、思い立ったときに起動するという使い方ができています。
Web上の評判を観ていると「もっさりしている」という評価をしばしば目にします。それを改善するための工夫をみなさんしておられる様子です。確かに、ソフトウェアの起動時など、遅いなと感じる場面に出会います。私は、ubuntuに詳しくないため、大胆な対策は施していません(gnome環境をべつのウィンドウマネージャにするというのは大胆な対策と考えています)。あまり重量級のソフトウェアを動かす気がないので、不要なサービスを停止する程度で十分のような気がします。ウィンドウマネージャはgnomeをそのまま利用しています。OpenOffice.orgなどNetWalkerにインストールされているソフトウェアを活用したいなら、不満がでる動作速度かと思います。
再起動直後に端末を起動して、topコマンドを実行したときのメモリの状態は、以下のようです。
Mem total 482312k
Mem used 275344k
Mem free 206968k
Mem buffers 13872k
Swap cached 121876k


動画ビューアとして
あまり動画ビューアとしての利用はしていませんが、手持ちのDVDを活用研究を参考にしてHandBrakeで640x324pxで変換したものはスムーズに再生されました。ちなみにプリセットはiPhone&iPod Touchで、品質50%の指定をしました。YouTubeの動画は、YouTube XLにアクセスしてみることができましたが、ネットワークにつないで長々とみることはないでしょう。

画像ビューアとして
最初からインストールされているソフトウェアでも十分みることができますが、zip圧縮してアルバムにしたもののためにcomixを使っていました。写真の送り、戻しの操作が光学ポインタでは難しかったので、ビューアは自作して使用しています。自分で書いたものなので、できることとできないことを把握できているため、便利に利用できています。

文章ビューアとして
デフォルトで電子書籍ビューアがインストールされており、いくつか書籍もついてきます。ちょっと読んでみたところ、非常にきれいでとてもよいです。
テキストファイルは、シフトjisのものを開くことができました。起動して「開く」のボタンは紛らわしく、ファイルに保存されているものを開くときには、書庫メニューの「開く」から行います。ここで開く度に書庫に登録されるので何度も開くような文書を読むのにはよいですが、ちょっとしたメモを読むものとしては適していないと思います。今のところ、gvimをインストールしてテキストファイルを開いています。もっと便利なものを導入したいと思っていますが、現在はそのままです。最初からインストールされているgeditは起動が遅く、ちょっとしたテキストファイルを閲覧するためには、不適切かと感じました。最近、カレンダーメモのpythonスクリプトを書いたので、ちょっとしたメモはそちらを使おうと思います。
PDFの閲覧には、付属のドキュメントビューアを利用しています。NetWalkerのマニュアルのような大きなファイルは、ページをジャンプしたときの表示が追いつかずのんびり待つ必要があります。小さめのPDFファイルならよさそうです。Windowsパソコンで作成したパワーポイントのプレゼンテーションをPDFにしてNetWalkerに送り、移動時間に練習することができました。

音楽プレーヤーとして
Listen Music Playerをインストールして利用しています。MP3ファイルを再生させていますが、音質に疎いので、そのあたりの評価はできません。十分に聴けます。ただ、音楽聴くだけなら専用のメモリプレーヤーのほうが使い勝手はよいでしょうね。音楽を聴くだけのために余分なな電力を使っている気がして、バッテリー残量が気になってきます。音楽聴きながら電子書籍ビューアで本を読むとかしてみましたが、集中するならBGMはいらないと感じてそのような使い方はしていません。

ネット端末として
無線LANで利用しています。家にいる場合は、デスクトップパソコンやノートパソコンを利用しますので、無線LANで接続してネットを見るような利用はほとんどしてません。b-mobileのドッチーカを利用しているので、外出先ではこちらで接続しようと思いますが、USB端子に刺す手間が必要なのと刺したままでないと使えないことから、オンライン状態を継続的に利用することはないでしょう。ネットウォーカーとはいっても、iPhoneなどのように常時ネットワークに接続されている状態で利用するのは得意ではないと感じています。要所要所で、ネットワークを通して情報を引き出してローカルにキャッシュしたのちに、オフラインでその情報を利用するような使い方になるのかもしれません。実際のところ、私の場合、外出先においてはオフラインでの利用ばかりです。近頃は、モバイルルーターも出回っているので、こういうものを使うともっと便利になるかもしれません。有線LANで接続するためには、LogitecのLAN-TX/U2H3Bを用いています。3ポートのUSBハブ付がついているので、それにUSBキーボード、USBマウスを接続して利用することができています。ただ、供給電力の関係があるのでUSBハブで利用できるかは、接続するキーボードやマウスに依ると思います。

現在の利用スタイル
ノートパソコンなどで調べものをして、テキストや画像、地図画像をダウンロードし、NetWalker用のメールアドレスに添付して送ってしまいます。予定の書かれたメールはそのままNetWalker用のアドレスに転送してしまいます。NetWalkerでメールを受信したら、とりあえず安心です。主に使うのは、お知らせメールを転送したり、行きたい場所の地図画像を開いたりすることです。事前に調べるので、だいたいは頭にはいっているのですが、忘れてしまったときのためにNetWalkerに転送しておくと安心なのです。以前は、メール内容などをテキストファイルにして電子辞書に転送しておいたのですが、NetWalkerでは、テキストファイルに限らず、いろんな種類のファイルを送っておけるので便利になりました。あとは、家でノートパソコンを閉じた後に、寝床でWebを眺める程度です。


まとめ
NetWalker PC-T1には、キーボードがないので、データを作成するというよりは、データビューアとして主に利用しています。

ネットワークの利用は、NetWalker自身では無線LANのみなので、ネットワークは無線LANが利用できる場所でのデータ取り込み口と割り切って、ローカルに保存したデータを閲覧するスタイルで使っています。そのため、オフラインで利用できるソフトウェアが便利です。

PythonとwxPythonを使ってのGUIのスクリプトが書けますが、Windows環境で作成して、NetWalker上で実行できます。これだと、クロスコンパイルといった環境を構築する必要はないので、気軽にプログラムが楽しめます。

Ubuntu(Linux)搭載の小型モバイル端末というシリーズは続けてもらいたいなと思います。

2011年3月19日土曜日

NetWalkerでカレンダーメモ

NetWalkerに、ポメラにあるようなカレンダーメモがほしいなと思い、wxPythonを使って作りました。
テキストの頭に記号をつけることで、スケジュールリストやToDoリストからざっと眺めることができます。
キーボードのついたPC-Z1だとより使いやすいかもしれませんが、PC-T1での手書き入力でもいけそうです。こちらからダウンロードできるようにしました。
Windowsで作成したので、pythonとwxPythonがインストールされていればWindowsでも動作します。


2011年2月9日水曜日

NetWalker PC-T1スタイラスペンで右クリック

NetWalkerのフォーラムで、スタイラスペンでの右クリックできるかという質問があがってました。読んでみると、設定ファイルをいじることで可能になるということです。ただし、タッチパネルのドライバevtouchには、その設定をするとドラッグができなくなるバグがあり修正パッチをあてないといけないということです。

PC-T1用のドライバのバージョンは、
$ dpkg  -s  xserver-xorg-input-evtouch
として確認したところ、0.8.8-29-tsm5ということらしいです。
http://gr.archive.canonical.com/dists/jaunty-sendai/public/binary-armel/Packages
にも記載があります。ドラッグができなくなるバグの修正パッチより新しいので、もしかして設定ファイルの変更のみで大丈夫かもしれないと、試して見たところ、残念ながらドラッグができなくなりました。

設定ファイル50-Sharp.fdiは、/usr/share/hal/fdi/policy/20thirdparty/
にありましたが、こちらのページを参考にして、/etc/hal/fdi/policyにコピーして修正を加えました。
50-Sharp.fdiの中は、フォーラムにあるとおりにしています。

ドラッグができなくなってしまったので、とりあえず
/etc/hal/fdi/policy/50-Sharp.fdi
をホームフォルダに移動してもとにもどしました。

コンパイルしなおさないといけないようですので、ソースファイルを手に入れます。
ここにevtouchのソースファイルやdebパッケージがあるようす。

wgetで、以下3つのファイルを取得しました。
xf86-input-evtouch_0.8.8.orig.tar.gz
xf86-input-evtouch_0.8.8-29-tsm5.tar.gz
xf86-input-evtouch_0.8.8-29-tsm5.dsc

例のごとく、ソースファイルを展開します。
$ dpkg-source -x  xf86-input-evtouch_0.8.8-29-tsm5.dsc

まずは、環境が整っているか確認のために、ビルドしてみました。
$ cd  xf86-input-evtouch_0.8.8-29
で、展開されてできたフォルダに移動したのち、
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
とします。やはり足りないパッケージがあったりして、止まります。

私の現在の環境では、
xserver-xorg-dev
libgconf2-dev
quilt
uudecode
がなく、そのつど止まりました。
uudecodeは、sharutilsというパッケージにあるようです。
足りないパッケージをapt-getでインストールしていき、無事完了しました。

これをインストールしても、現状と変わらないので、例の修正パッチをあてようと思ったのですが、パッチのあてかたがわかりません。フォーラムで紹介されているパッチファイルを眺めるとちょっとした修正なので、ソースファイルを直接エディタで修正してしまいました。

修正ののち、ビルドを試みると、その途中で過去のパッチを削除したり当てたりと複雑な手続きをしているらしく、ソースファイルを修正したことが影響して手続きが止まってしまうようです。パッケージに含まれるパッチにない修正が加わったということで、問題なのだろうことは想像できます。

パッケージのビルドが無理なら、ドライバファイルだけでもできればいいということで、
$ ./configure
として、
$ make
とやったところ、evtouch_drv.soが.lib/に出来上がりました。
 
ソースファイル修正のあとに、dpkg-buildpackageを行いビルドを試みて失敗しているので、一部のパッチが削除されているのではないかと不安になり、やりなおしました。

新しいevtouch_drv.soが手に入りました。このあとどうすればよいのかわかりません。ここをみて、単純にコピーすればよいのかと考え、
/usr/lib/xorg/modules/input
の中にevtouch_drv.soがあることを確認して、それをコピーしてバックアップしたのちに、新しいevtouch_drv.soを上書きしました。makeしたフォルダの中で、
$ sudo cp .lib/evtouch_drv.so /usr/lib/xorg/modules/input
を行っただけです。

さらに長押しで右クリックの動作ができるようにした設定ファイル50-Sharp.fdiを/etc/hal/fdi/policyにコピーしました。再起動したところ、(再起動させずに反映させる方法をしらないので)無事に、長押しで右クリックもでき、ドラッグも行えました。

ソースに手を加えたうえで、パッケージにできる方がいらっしゃると皆さんが簡単に利用できるようになりますね。

2011/02/11 追記
その後、NetWalkerユーザーフォーラムで、ztoさんがタッチの開始が遅くなる不具合などを改善したものをパッケージ化してくれたので、そちらを利用させてもらっています。

2011年1月6日木曜日

NetWalkerでウルティマ4

今度は、NetWalker上でdebianのxu4をビルドしてみました。
xu4、ultima4-data、ultima4-graphics-upgradeのlenny用のソースをwgetでダウンロードしたのちに、
拡張子が.dscのファイルをdpkg-source -xで展開します。
それぞれのディレクトリに移動して、

$ dpkg-buildpackage -r fakeroot
をします。途中、必要なライブラリがないということで、止まりましたが、
すべてapt-getでインストールできましたので、あっさりdebパッケージが作成されました。
 3つのdebのパッケージが作られるので、xu4からインストールしました。
xu4は強制的にインストールしました。
$ dpkg -i --force-depends xu4_1.0beta3+cvs20100811-2_armel.deb
次にultima4-dataをインストールします。xu4がインストールされていれば、依存関係は満たすようです。
$ dpkg -i ultima4-data_1.01-10_all.deb
最後に、グラフィックス改善パッケージをインストールしました。
$ dpkg -i ultima4-graphics-upgrade_1.3-8_all.deb
$ /usr/games/ultima4
で実行できます。
BGMは、midiをtimidityで演奏するらしく、音が鳴りませんでしたが、timidityをインストールすると
綺麗にBGMが流れました。

キーボードがないと、遊びにくそうですが、このようなゲームもNetWalkerでちゃんと動くのですね。

2010年12月29日水曜日

NetWalkerでダンジョンマスター

ダンジョンマスターという疑似3Dのリアルタイムのダンジョン探索ゲームがありました。
だいぶ昔にPC-9801で遊んで、とても面白かった記憶があります。
根強い人気があるらしく、クローンも作成されており現在でも遊べるようです。
こちらに詳しい情報がありました。
これをNetWalkerで遊べないかとJava版のクローンであるDungeon Master Javaを試してみたところ二階層へ降りたところでメモリが足りなくなり強制終了してしまいました。でも、ちゃんと動いたので感心しました。

Javaを使わないものを試そうと、Linux用にポーティングされたChaos strikes backをコンパイルしてみました。Debianパッケージになっているので、Ubuntuでもコンパイルしやすいだろうと想像し、Linuxがよく分からない自分には、よい練習かと思いました。

ガリガリ活用研究のEBviewをビルドする箇所を参考に、開発に必要なツールをインストールしました。

$sudo apt-get install build-essential automake autoconf dh-make fakeroot debhelper dpkg-dev


こちらから、以下の三つのファイルをダウンロードしてきました。
chaos-strikes-back_11.014.orig.tar.gz
chaos-strikes-back_11.014-3.dsc
chaos-strikes-back_11.014-3.diff.gz

まず、ソースを展開してパッチを当てるそうです。
$ dpkg-source -x chaos-strikes-back_11.014-3.dsc

chaos-strikes-back_11.014というフォルダができました。
中を覗くとsourceとbinaryがあります。
binaryには、実行ファイル.Chaos_strikes_back_for_linuxがありますが、
ARMであるNetWalkerでは動作しないでしょう。恐ろしいので試していません。
コンパイルしたいので、sourceのほうへカレントを移します。
$ cd chaos-strikes-back_11.014/source

説明には、autogen.shを実行するように書かれています。
Makefileを生成するスクリプトのようです。
autogen.shに実行可能属性をつけます。
$ chmod +x autogen.sh

実行します。
$ ./autogen.sh

すぐにlibtoolが必要と言うメッセージが出て止まるので、
libtoolをインストールします。
$ sudo apt-get install libtool

再び、
$ ./autogen.sh

今度は、glib >=1.2.0が見つからないというエラーがでます。
そこで、libgtk2.0-devをインストールします。
sudo apt-get install libgtk2.0-dev
これは大きく、比較的、時間がかかりました。

再び、
$ ./autogen.sh
なんかうまくglibを見つけてくれません。
しかたがないので、configure.inの中の
PKG_CHECK_MODULES(GLIB, gllb >= 1.2.0)

PKG_CHECK_MODULES(GLIB, glib-2.0)
に書き換えました。

再び、
$ ./autogen.sh

sdl-configというコマンドが見つからないというエラーがでるとともに、
パッケージesoundが見つからないというエラーもでます。
そこで、libsdl1.2-devをインストールします。
sudo apt-get install libsdl1.2-dev
このときlibesd0-devも同時にインストールされました。

今度こそと、
$ ./autogen.sh

ウィンドウサイズを動的に変更するためには、Hermesが必要というメッセージがでます。必要ないので、オプションをつけてautogen.shを実行しなおします。

$ ./autogen.sh --disable-dynwinsize

Now type 'make' to compile Chaos Strikes Back for Linux
と表示がでて終了。どうやらMakefileができたようです。

$ make

たくさんの警告を表示しながらコンパイルが続きました。
無事に終了したようで、srcの中に実行ファイルChaos_strikes_back_for_linuxができています。

そこでbinaryにある実行ファイルを入れかえます。
$ cp src/Chaos_strikes_back_for_linux ../binary/.Chaos_strikes_back_for_linux

~/chaos-strikes-back-11.014/binaryの中のDMlinux.shを実行するとオリジナルのダンジョンマスターを遊ぶことができました。
ちゃんと扉がガラガラ開く音も再生できています。
二回に降りてすぐの、マミーさんのところでスクリーンショットを取りました。
この先に進むと不具合がでてくるのかは分かりませんが、動作しています。

調べながらコンパイルするのも、ちょっとゲーム的で面白いですね。

2010年12月11日土曜日

NetWalker PC-T1アップデートがあった

ひさしぶりにアップデートをかけてみたら、Linux-image-sendai のアップデートがきていたので、さっそく適用した。なにが変わったのだろう?

PC-T1に外付けキーボードでも用意しようと思い、IO-DATAのCPKB/BTを注文した。TABキーとALTキーがないのが残念だけど、キーマップの変更などで対処できるのだろうか。

近頃話題のガラパゴス端末を店頭で触ってきたけど、いい感触でした。思ったよりサクサク動いていました。5.5インチのポータブル版がよいけど、PC-T1と解像度が同じなので購入は我慢できそうです。
自分で作ったPythonスクリプトが携帯端末で動くというのもとても楽しいので、まだNetWalkerを使っていけそう。そのうちNetWalkerもガラパゴスに対応するのかな。ガラパゴス対応の新機種でもよいのでUbuntu搭載のNetWalkerは続けていってほしいと思います。

追記
CPKB/BTが届いたので、試したところTABもALTもFNキーとのコンビネーションで入力できるようになっていました。

2010年9月18日土曜日

NetWlaker PC-T1で使うJpegViewer

しばらく自分で利用しつつ、いくつか機能を追加してみました。pngも読みたくなったり、ファイル名が知りたくなったり、画像の振り分けに使いたくなったり、リサイズもしたくなりました。Windows環境でも利用しています。
こちらからダウンロードできるようにしました。
NetWalkerからダウンロードすると簡単でしょう。
簡単に手順を書いておきます。
とにもかくにも、wxPythonがインストールされていないと動きません。
Synapticパッケージマネージャからpython-wxtoolsをインストールしてください。
ダウンロードしたzipファイルを展開したら、中に次のファイルがあることを確認します。
jpegview.py (本体)
help.jpg (操作が書かれたjpgファイル)
jpegviewrc (設定ファイル)
readme.txt (説明ファイル)

1.ホームフォルダに、jpegviewというフォルダを作ってください。
2.前の4つのファイルをそのフォルダにコピーまたは移動します。
3.設定ファイルjpegviewrcをエディタで開いてください。
4.設定ファイルの中に、
ExportPath= '/home/netwalker'
DefaultScreen='/home/netwalker/jpegview/help.jpg'
と書かれています。

/home/netwalkerがホームフォルダのパスですので、そこを自分の環境にあわせて書き換えてください。netwalkerがユーザー名ですので、そこを自分のユーザー名に変えるとよいでしょう。
5.jpegview.pyをダブルクリックで実行します。
実行しますかと聞かれますので、実行を選んでください。
うまく動作したらスクリプトをメニューに登録するとよいでしょう。

jpegview.pyのパーミッションに実行可能がついていないと実行できないと思いますので、
その場合は、chmod 755して変更してください。

いろいろ実験しながら書いたものですので読みにくかったり、無駄なコードが入っていたり、
エラーが出たりするかと思います。手持ちの環境でしか動作は確認していないので、動かなかったら、ぜひ教えてください。

動かないときは、端末を開いてjpegviewのフォルダに移動したのち、
$ ./jpegview.py
で実行すると、エラーメッセージが表示されていると思います。

スクリプトは自由にいじって、それぞれ好みにあわせていただけると幸いです。