2020年7月22日水曜日

Python3.8でIDLEを使ってみた

Python3.8を使いだして、インストールされたIDLEを使ってみた。 Python2.7のときも、ときどき利用していたPythonコードをちょっと書いてみるのに便利な環境である。 JupyterやSpiderよりも手軽に軽快に利用できるので、使い始めるのはよいかと思う。

驚いたのはPython3.8でついてくるIDLEでは行番号の表示ができるようになっていたことである。 メニューからnew fileを選んでエディタを開くと、メニューのOptionsにShow Line Numbersがあり、 それを選ぶと行番号が表示される。 行番号表示をデフォルトにしたい場合は、 メニューのOption/Configure IDLEを選んで、GeneralタブにあるShow line numbers in new windows のチェックを入れればよい。

複数行をまとめてインデントをずらしたいときは、 行を選んでCtrl+[キー(インデントを減らす)とCtrl+]キー(インデントを増やす)でできる。

検索は、Ctrl+Fキーで検索用の窓が開くが、単語を選択したあとにCtrl+F3キーを押すとその単語を探してくれる。 でも検索を頻繁にするなら、慣れかもしれないがVimがやりやすい。

範囲をコメントにするにはAlt+3キー、コメントを解除するにはAlt+4キーである。

シェルのほうでも利用できるが、 TABキーを押すと登録されている単語から候補が表示され、Alt+/キーを押すとテキスト内の単語から候補が表示される。 また、Ctrl+0キーで対応するカッコを確認できる。

シェルでは、Alt+pキーとAlt+nキーで履歴を利用できる。画面でカーソルを移動させてEnterキーを押すとそこにあるテキストが入力行へと転写される。ブロックを用いたコードを実行したときなどに、ブロックごと転写されるため、再編集しやすい。ちょっと動作を確認したいときなどに便利である。タートルグラフィクスで遊ぶのにも便利だろう。

この程度操作ができればちょっとしたスクリプトを書くのに便利である。 なんといってもPythonをインストールするとすぐに利用できるのがよい。 Vimがインストールされていない環境でならIDLEをエディタとして使うのもよさそうである。

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