2013年10月19日土曜日

Latitude10にWindows8.1をインストール

WindowsストアにWindows8.1のアップデートがきました。
評判はあまりよくない様子もあり、ドライバの互換性など心配もありましたが、
さっそくインストールしてみました。

念のため電源ケーブルを接続して、Latitude10を起動します。

まず、WindowsストアからWindows8.1のダウンロードを開始しました。
「ダウンロード中もほかの作業ができます」と表示されますが、そのままほっておきます。

30分ほどたった頃、「互換性をチェックしています」と表示されました。
プログレッシブバーは、半分をちょっとすぎたところです。
それから5分ほど経過し、「変更を適用しています」とのこと。
互換性チェックは、問題なかったのでしょうか。
さらに5分後、「情報を集めています」に。
そして20分ほど経過して、「再起動の準備をしています」に。
5分ほどで、再起動を促すメッセージが表示されました。
もちろん「今すぐ再起動」します。
画面が消えた後、DELLのマークが表示され、「設定しています(xx%)」という表示に。
まだ時間はかかりそう。
20分ほどで、「デバイスの準備をしています」に。こちらははやい。
画面が消えて点いて、「準備しています」に。
1分ほどで「PC設定を適用しています」が表示されました。
5分ほど後、画面が2度消えて、「その他の処理を実行しています」に。
その後8分ほどで、「準備しています」になり、すぐに、ライセンス条項が表示されました。
「同意します」で設定に進みます。
「自分で設定する」を選び、「IEの閲覧履歴をMicrosoftに送る」というものをオフにしました。
次に、アカウントのセットアップに進みます。
これまでローカルアカウントで利用していたのですが、設定が見当たりません。
「新しくアカウントを作成」を選んで、「すでにもっているアカウントを使い続ける」を選びました。
すると、次に進むことができて「アプリをインストールしています」が表示されました。
「最後の処理をしています」「PCの電源を切らないでください」と表示され、
5分ほどで、スタート画面が表示されました。
アカウントは、これまで利用していたローカルになっている様子です。
ダウンロードをはじめてから、1時間45分ほどかかりました。


インストールしているストアアプリの起動をチェックしてみます。
タスクリスト OK
Yahoo!天気 OK
NoteAnytimePremium OK
RubyReader OK
乗換NAVITIME OK
FlightAware OK
Skyscanner OK
PDF Touch OK
CamiApp OK
TuneIn Raddio OK
gMaps OK
GoogleSearch OK
Bingの検索が見当たりませんが、使っていなかったので問題ありません。
スタート画面の最後のページの下矢印で「すべてのアプリ」表示になるのですね。
こちらは以前、文字でちゃんと記述されていた方がわかりやすかったと思います。

デスクトップに移って、自分のPythonスクリプトの動作チェックをしました。
ImageViewer OK
QR Camera OK
Pomera Fix OK
gKey OK
Address Book OK
普段使っているものは問題なく動いたので安心しました。

さて、Pomera Fixの動作を確認するときに気がつきましたが、dm100のBluetooth接続は、ドライバーエラーになっています。
Bluetoothデバイスの追加を行うと、管理画面になります。
そこでドライバーエラーとなっているdm100デバイスを、いったん削除します。
その後、dm100の方から、キーボード接続を開始すると、dm100が見つかりペアリングできるようになります。
ペアリングを選んで、ペアリングコードをdm100から入力するとペアリング完了です。
これでまたdm100をBluetoothキーボードとして利用できます。

dmm100とのファイル転送も、様子が変わりました。
コントロールパネルのデバイスとプリンターの表示で、dm100デバイスにファイル転送のサービスを登録するところは、前に書いたとおりです。
その後は、デスクトップのPCを開くと、デバイスとドライブのところにdm100が表示されており、そこを開くとポメラ側の内蔵メモリやSDカードが表示されました。これはわかりやすくなりましたね。
この投稿はポメラで書いて、Win8.1にアップデートしたLatitude10へBluetoothでファイルを転送し、Dropboxを経由して、普段使いのノートPCで追加、修正して投稿しています。

デジタイザペンですが、最近WacomのタブレットPC用ドライバISD_DualTouch_712-9で、スリープ時の電源LEDの点灯問題が解決していたのですが、Windows8.1にアップデートしてから再びスリープ時にも点灯し続けています。
この問題が解決されたから、このドライバをいれたという人は注意が必要かもしれません。

ということで、大きな問題なく、利用できそうなので安心です。
でもLatitude10では、電源シャットダウンは、チャームだしてやっているので、今のところ使い勝手は変わりないかも。

2013/10/20 追記
アップデートと関係があるかわかりませんが、その後のあやしい動作。
一度、画面が点描みたいになりました。再起動したら直りました。
一度、バッテリーが認識できないという表示になった。再起動したら直りました。

BIOS A07、チップセットA06をインストールしたところ、スリープでのLED点灯不具合は解消されました。

2013/10/24 追記
Latitude10のBIOSのA08がでたので、入れてみました。
すると、Windows8.1の設定画面の文字が白く塗りつぶされて見えなくなりました。
デスクトップのIEを開いて、Windows Updateを確認したところ、
Intel(R) Corporation driver update for Intel(R) Graphics Media Accelerator
のドライバ更新がきていたので、それを適用したところ、その問題は解消されました。
BluetoohキーボードのドライバHIDデバイスがエラーになっていましたが(それでも利用できましたが)、それが解消されました。その代わり、ポメラをファイル転送で接続できなくなりました。
コントロールパネルのデバイスの表示で、DM100キーボードを右クリックでプロパティが表示されないのです。前のようにDM100のキーボードにFTPサービスを追加することができません。

しかたがないので、Bluetoothのデバイス追加画面でDM100のキーボードを削除します。そして、DM100からファイル転送をかけてみたところ、今度は、DM100をドライブとして認識しました。デスクトップのPCを開くと、DM100があります)開くと、DM100側のファイルを見ることができ、こちらへコピーしてくることができました。(DM100を開いたところで、ポメラ側が接続状態になりました。)
もちろん今度は、キーボードとして利用できません。

ということで、キーボードかファイル転送か、どちらかとしては利用できるようです。いちいちデバイスを削除するだけですが、以前のように手軽にはいきませんね。とりあえず、Latitude10で外付けキーボードを利用する機会はあまりないので、ファイル転送状態で維持しておきます。

A08で、Wacomドライバを用いても、スリープでLEDが消灯することは確認できました。
ソフトウェアで、いろいろ変わるようで、これからのアップデートも楽しみです。

2013/10/27 追記
その後、Windows Updateや、win8.1用のチップセットドライバーをインストールしたところ、以前のようにデバイス表示で、ポメラdm100を右クリックしたときのメニュー表示も出来るようになっていました。これで、サービスの追加もできるようになったと思うので、以前のようなポメラとの連携もできるかと期待してます。また試してみます。win8.1の動作も安定してきたかな。

2013/10/29 追記
ポメラとBluetooth接続してみました。以前のように、ポメラでキーボードかファイル転送かを選択するだけで、どちらの機能も利用できるようになりました。最初に、ストレージで、ペアリングしてもあとからキーボードのサービスを追加するだけでよいようです。







2013年10月12日土曜日

epsファイルのBoundingBoxの調整

Windows上からプリンタ出力でEPSファイルを生成すると、BoundingBoxがA4用紙の印刷範囲になっていたりします。グラフソフトで、EPSファイルを作成するとき、しばしば利用するのですが、実際にLaTeXなどに貼り付けるときは、BoundingBoxを図にあわせて調整します。これまで、GhostViewを使って、図の座標をしらべつつ、テキストエディタでEPSファイルを編集していました。ただ、図を修正してEPSファイルを生成するたびに行うのは、少し面倒な作業です。この作業を補助しようとpythonのスクリプトを書いてみました。GUIは、wxPythonを使っています。



Windows上のGhostScriptを使ってEPSファイルの画像を得て、それに対してBoundingBoxをマウスでドラッグ移動させ設定します。Acceptボタンでその設定をファイルに反映させます。HOLDモードにすると、複数ファイルをドロップして、同じBoundingBoxを設定できるようにしました。一番下のボタンは、個人的に好きなコピーボタンです。LaTeXに挿入するときの\includegraphics文をファイル名が入った形でクリップボードにコピーします。AddressBookや、カラムチェッカーといったスクリプトにも同じようなボタンをつけており重宝しています。タブレットでも、利用できるように、GUIにはメニューとチェックボックスを使わないようにしました。