2010年7月30日金曜日

NetWalkerとmatchbox-keyboard

3日前に、とうとうNetWalkerを購入した。 PC-T1、タッチペンで操作するタイプのもの。
キーボードつきのもよかったのだが、長文を入力する予定もないので、こちらに決めた。
標準のSoftStylusは、タッチペンで操作する分にはよいのだが、二本の親指で入力しようとすると、難しい。十分なサイズにすると、画面を大きくふさいでしまうからだ。
レイアウトがカスタマイズできればと思うけど、できない様子である。
よいソフトウェアキーボードがないかと探したところ、matchbox-keyboardというものがあった。
追加しようとしたところ、PC-T1には、すでに初期状態でインストールされていた。

matchbox-keyboardの表示、非表示の制御をどうするか検索してみたら、
matchbox-keyboard-toggler というアプレットが作成されていた。
moblin-keyboard-managerというものが、Synapticパッケージマネージャからインストールできそうであったが、NetWalkerで動作するかどうか判らなかった。
これをコンパイルして、パネルに登録するとdaemonモードで起動させたmatchbox-keyboardの表示をON/OFFできた。

大雑把な手順は以下の通り
1.matchbox-keyboardを-dオプションをつけて自動起動させる。
2.Synapticパッケージマネージャから、libx11-devをインストールする。
3.matchbox-keyboard-toggler.cをダウンロードしてきて、コンパイルし、
適当な場所(/usr/bin)に適切なパーミッションでコピーする。
4.パネルにコンパイルできたmatchbox-keyboard-togglerを追加する。

matchbox-keyboardのパネルは、Altキーを押しながらのウィンドウの移動で、
上下、入力に邪魔にならない場所に移動しながら利用できた。
このとき、両ボタンの長押しで、Altキーが押しっぱなしになるように、
クリックボタンの設定を変更している。
Altキーの解除がわかりづらいのが問題ではあるが、慣れれば十分に使えそうである。