2015年8月19日水曜日

Latitude10のOSをWindows10にアップグレードした

DELLのLatitude10は、Windows8からWindows8.1にアップグレードして利用していた。Windows10への無償アップグレードが開始され、8月頭にそれを予約しておいたが、しばらくなにも起こらなかった。やっと先に進めるような通知が現れたので、さっそくアップグレードを実行してみた。

アップグレードは簡単で、指示にしたがって、ただ放置しておくだけであった。途中、何度か再起動がかかったが、そのときDELLのロゴ表示後に何も画面に表示されない長い時間が存在した。このときは、アップグレードに失敗して起動できなくなったのだろうかと不安になりつつも、電源ボタンに触るのを我慢し待ったところ、先に進みアップグレードは無事に終了した。ブラウザを起動して、とくに操作不能になるような不具合はなさそうだと思いつつ、それ以上触る時間もないので、電源を落としておいた。

問題に気づいたのは、 翌日、電源を入れてから。Windows10は起動したようだが、タッチパネルをスワイプしてもロック画面から先にすすめない。USBマウスと、キーボードを接続しログインしたところ、タッチパネルでも操作できるようになった。どうやら起動直後にタッチパネルが動いていないようである。デジタイザペンは最初認識している様子だったが、いざアプリケーションでデジタイザペンを使おうとすると、使えなくなっていた。

タブレットであるLatitude10でタッチパネルやデジタイザペンが使えないのは不便なので、使えるようにしたいところ。デバイスマネージャーを見てみると、特にエラーになっている様子はない。DELLのサポートページを見てみると、Latitude10は、Windows10ではサポートされていない様子。デジタイザ用にTABLET PC - Enhanced Tablet Driver 7.3.1-7をインストールしてみたり、デジタイザのユーザー設定を削除したりを行うと、一時的に使えるようになる。

そうこうしているうちに、デジタイザペンを使わずにある程度時間がたつと認識しなくなることが分かる。節電のためにデジタイザをオフをにするような動作だ。デバイスドライバの一覧からWacom Deviceのプロパティにある電源管理のタブを開くと、「電力節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」があるので、このチェックをはずしたところ、無事にデジタイザペンを継続して使えるようになった。タッチパネルも同様かと思い、I2C HIDデバイスのプロパティから同様に設定すると、こちらも起動直後から使えるようになった。

とりあえず、入力デバイスが利用できるようになったので、一安心。Pythonで作ったGraffitiっぽい入力ができるソフトウェアキーボードも無事に動いている。 


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