2013年10月12日土曜日

epsファイルのBoundingBoxの調整

Windows上からプリンタ出力でEPSファイルを生成すると、BoundingBoxがA4用紙の印刷範囲になっていたりします。グラフソフトで、EPSファイルを作成するとき、しばしば利用するのですが、実際にLaTeXなどに貼り付けるときは、BoundingBoxを図にあわせて調整します。これまで、GhostViewを使って、図の座標をしらべつつ、テキストエディタでEPSファイルを編集していました。ただ、図を修正してEPSファイルを生成するたびに行うのは、少し面倒な作業です。この作業を補助しようとpythonのスクリプトを書いてみました。GUIは、wxPythonを使っています。



Windows上のGhostScriptを使ってEPSファイルの画像を得て、それに対してBoundingBoxをマウスでドラッグ移動させ設定します。Acceptボタンでその設定をファイルに反映させます。HOLDモードにすると、複数ファイルをドロップして、同じBoundingBoxを設定できるようにしました。一番下のボタンは、個人的に好きなコピーボタンです。LaTeXに挿入するときの\includegraphics文をファイル名が入った形でクリップボードにコピーします。AddressBookや、カラムチェッカーといったスクリプトにも同じようなボタンをつけており重宝しています。タブレットでも、利用できるように、GUIにはメニューとチェックボックスを使わないようにしました。


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