2013年4月17日水曜日

MacでEPSファイルを作る

最近また必要になったので、メモとして残しておきます。
私は普段Windowsを使っているのですが、Mac OSを使っている人からEPSファイルを作るのはどうしたらよいか聞かれた。ファイルに印刷することで図をPDFファイルに出力することはできたようなのですが、LaTeXに張り込むときのBoundingBoxの調整をするのに、EPSファイルでやりたいということらしい。

PDFファイルをEPSファイルに変換するツールxpdfを使えば解決するようです。Googleでxpdf-tools-3.dmgを検索するとダウンロードページが見つかります。通常通りにパッケージをインストールするとpdftopsという変換ツールが使えるようになります。

MacOS10.5.8で試したときには/opt/local/binの中にツールがインストールされました。ターミナルから、

$ pdftops -eps filename.pdf

とすると変換できます。しかし、pdfファイルをアイコンにドロップするとEPSファイルに変換されるようなツールがほしいようです。pdftopsというツールにドロップされたファイルの処理機能を追加するだけなので、Apple Scriptで書いてみたのが以下のもの。スクリプトエディタで書いてコンパイル、保存すれば完成です。

on open itemList
    tell application "Finder"
        repeat with aItem in itemList
            do shell script "/opt/local/bin/pdftops -eps " & POSIX path of aItem
        end repeat
    end tell
end open

さて、できあがったアイコンにEPSファイルを投げ込めば、pdftopsが起動して、変換されます。複数ファイルを投げ込めば、一つ一つ変換処理します。Apple Scriptも便利ですね。自分は使わないので分かりませんが、ドックに登録しておけば、作業も楽々でしょうか。最近、Mac OS 10.8の環境に移行したということで、同じ質問を受け、同じ作業が必要になったので覚え書きしときます。

AppleスクリプトはSystem 7の頃からあるらしいですね。私は、MacOS8.6時代にちょっと使うことがありましたが、懐かしい感じです。当時はHyper Cardなんて楽しいものもありましたね。

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