2025年1月5日日曜日

DELL Inspiron 15 5567にLubuntu 24.04をインストール

IntelのCore i7、メモリ8GBのもので、Windows10で動いていました。 調子が悪くなりシステムリカバリなどをしながら使っていましたが、 再びHDD上のWindowsが動作しなくなったため、 新しいパソコンに変更することにしました。 新しいパソコンにデータを移動するため、HDDを取り出してデータを読み出しました。

分解方法は、サービスマニュアルなどがありますが、 難しいのはバックカバーを外す作業でした。 隙間にギターのピックを差し込みながら、少しずつ広げていきました。 割れてしまわないかと心配しながら、どうにか開けることができました。 カバーが開いてしまえば、あとはHDDを取り出すのは簡単でした。

本体のハードウェアは問題はないので、 開けたついでに使えるように整えておこうとSSD(Netac SSD 512GB 内蔵2.5インチSATA3 6Gb/s 7mm 3D NAND FLASH)を購入し、 追加の8GBのメモリ(Transcend ノートPC用メモリPC4-25600(DDR4-3200)8GB 1.2V 260pin SO-DIMM)を購入し、装着しました。 少し前に作成したlubuntu24.04のインストール用USBを差し込み、電源を入れると、 インストーラーが無事に起動しました。 OSが入っているストレージであれば起動先をUSBからにする必要があったことでしょう。 wifiも最初から利用でき、支持に従いインストールするとあっさり完了しました。

日本語入力のために、fcitx-mozcをインストールして、タッチパッドの設定をしました。 タッチパッドのために/etc/X11/xorg.conf.dの中に、 以下の内容の設定ファイル30-touchpad.confを作りました。

Section "InputClass"
Identifier "touchpad"
Driver "libinput"
MatchIsTouchpad "on"
Option "Tapping" "on"
Option "NaturalScrolling" "true"
EndSection
タッチパッドで二本指を使ったスクロールの向きを気持ちよくするために、 NaturalScrollingにtrueを設定しています。

Wifi経由でのプリンタ(EPSON EP-315)も利用できました。 EPSONのホームページからドライバをダウンロードし、インストールしたあと、 メニューの設定、プリンターから設定するだけで利用できるようになりました。

最近古いPCにdebianやlubuntuを入れてきましたが、 その中で第7世代のCore i7でSSD、メモリ16GBというのは高スペックです。 非常にサクサクと気持ちよく操作できています。