分解方法は、サービスマニュアルなどがありますが、 難しいのはバックカバーを外す作業でした。 隙間にギターのピックを差し込みながら、少しずつ広げていきました。 割れてしまわないかと心配しながら、どうにか開けることができました。 カバーが開いてしまえば、あとはHDDを取り出すのは簡単でした。
本体のハードウェアは問題はないので、 開けたついでに使えるように整えておこうとSSD(Netac SSD 512GB 内蔵2.5インチSATA3 6Gb/s 7mm 3D NAND FLASH)を購入し、 追加の8GBのメモリ(Transcend ノートPC用メモリPC4-25600(DDR4-3200)8GB 1.2V 260pin SO-DIMM)を購入し、装着しました。 少し前に作成したlubuntu24.04のインストール用USBを差し込み、電源を入れると、 インストーラーが無事に起動しました。 OSが入っているストレージであれば起動先をUSBからにする必要があったことでしょう。 wifiも最初から利用でき、支持に従いインストールするとあっさり完了しました。
日本語入力のために、fcitx-mozcをインストールして、タッチパッドの設定をしました。 タッチパッドのために/etc/X11/xorg.conf.dの中に、 以下の内容の設定ファイル30-touchpad.confを作りました。
Section "InputClass" Identifier "touchpad" Driver "libinput" MatchIsTouchpad "on" Option "Tapping" "on" Option "NaturalScrolling" "true" EndSectionタッチパッドで二本指を使ったスクロールの向きを気持ちよくするために、 NaturalScrollingにtrueを設定しています。
Wifi経由でのプリンタ(EPSON EP-315)も利用できました。 EPSONのホームページからドライバをダウンロードし、インストールしたあと、 メニューの設定、プリンターから設定するだけで利用できるようになりました。
最近古いPCにdebianやlubuntuを入れてきましたが、 その中で第7世代のCore i7でSSD、メモリ16GBというのは高スペックです。 非常にサクサクと気持ちよく操作できています。